■レーシック情報:レーシックでの視力回復についてブログ:30-7-21
幼かった娘が大好きだったもの、
それはあたくしの「耳たぶ」。
甘えたい時、眠い時、不安な時…
いつだって娘はあたくしの耳たぶを求めた。
小さく温かい指で触れられると、
とてもくすぐったかった。
それでも、何だかほんのり心地良くって、
ついついあたくしの方が先に眠りこんでしまうこともしばしばあった。
あるばんのこと。
いつも娘の右側で寝ていたあたくしは、
たまたま左側で眠っていた。
娘が動く気配で目が覚めると、
娘が右側にいる旦那の方に転がっていくのが目に入った。
そして旦那の耳たぶを触り始めたのである。
あれ?と思った瞬間、娘の手がとまり、
目がはっと見開かれるのが分かった。
右、左、ときょろきょろ頭を動かすと、
あわててあたくしの方に寄ってきて、
耳たぶを触り始めたのである。
娘は、あたくしと旦那をまちがえたのだ。
でも耳たぶの感触ですぐに気づいたのだろう。
安心しきった娘の寝顔を見ながら、思わずふきだしてしまった。
娘に耳たぶをゆだねている時は、
なぜか母乳をあげていた時と同じ気持ちになれた。
求められる嬉しさ、お母さんとしての喜び、
無垢な優しさがじんわりと胸に広がっていく…
けれど、娘はあたくしの耳たぶを卒業してしまった。
遠慮がちに触っているなぁと感じるようになったあるばん、
触りやすくしてあげようと頭の向きを変えた時、
娘の指がふと離れた。
そしてそれ以来、
娘の指があたくしの耳たぶに触れることはなくなってしまった。
「耳たぶなんて覚えてないよ」と八才になった娘は笑う。
それでも、あたくしは決して忘れないだろう。
あの頃耳たぶに感じていた小さなぬくもりを…
ささやかな幸せの一時を…
川元弓子
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